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<ヘイズ社のモデム>


photo of Hayes's modem

ヘイズ社のモデムなのである。ダイヤルアップなる用語が死語になりつつある現在、モデムなる用語も同じ道を 辿りつつあるようだ。これは今は亡きHayes社が世界で初めて世に送り出した、当時としては最速のモデムで ある。同社は亡くなったが、そこで作り出されたATコマンドはモデムのデファクトコマンドとして 今も生き続けている・・・かな?

はるか昔になってしまったが、私が大学生だったころ、情報処理センターに鎮座していたのは、かのIBMの名機IBM370-115 であった。勿論設置環境は冷暖房・湿度まで管理されており、構内のオアシスであった。当時、学生はDASD(これも既に 死語か?)上に3本のファイルしか保存されることが許されなかった。そして、この情報処理センターから自分の学科に 引かれた回線は何と!300bpsの音響カプラでしか使えない速度であった。何しろやってくるデータのバイナリが画面に 現れるのを目で追えるのである。

それが遂に当時の最新鋭機にリプレースされる時期がやって来た。搬入されたのは、これも今は既にその業界から 撤退した某M社の最新メインフレーム機MELCOM COSMO-700IIIであった。(名前でどこのメーカーかはほとんどバレバレであるが) そして、この時TSSなる用語とシステムを初めて知った。我が学科にもTSS専用回線が引かれた。何と!1200bpsの高速回線(当時) であった。速い!

しかし、1200bpsの時代はさすがに長くはなかった。学内の回線もあっという間に9600bpsになった。おぉ、login時に 流れてる文字が目で追えない。すばらしい。この速度競争がやがてHayes社の経営を圧迫するようになるとは。 当時、学会では超高速モデムとして14.4kbpsを実現する方式が発表されていた。それが具現化され、28.8k、33.6k、56kと あっという間に高速化が実現された。




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